暑い日が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
令和元年、関東地方を襲った台風19号からまる2年。
私は千葉の鋸南町と富津市に、被災した家々を片付けるボランティアで大田区から仲間を募り乗り込みました。
それ以前には10年前の東北地震のときにも、宮城県南三陸へボランティアに行きました。
地震の災害と台風の災害を見比べた形になったのですが、
地震、台風共に共通して起きる家屋災害は・・・
【窓ガラスの割れ‐飛散】です。
強烈な揺れや突風、そして飛来物によって、自宅の窓ガラスが割れて家の中に散らばります。
そうするとどうなるかというと、
『足の裏にガラスが刺さるので“歩けない”』のです。
皆さま、ご自宅ではスリッパまたは裸足で生活されている方がほとんどですよね。
まさか自分の家のガラスが飛散するなんて思わずにいますが、
自然の猛威にはあまりに無力です。
突然、家の中に粉々なガラス破片が散らばると、
一歩歩くたびに足の裏に刺さるわけですから、当然歩くことはできません。
その結果、逃げ遅れます。
台風19号では自宅の水害で死亡した21人のうち12人が、2階建ての1階にいました。
2階以上にいれば助かった可能性があります。
しかし、そのような状態では上階に避難したくても歩くことすらままならないのです。
添付の写真は、実際に私がボランティア活動で行った住宅です。
(※家の方の許可を得て掲載しています)
それからというもの、私の自宅は飛散防止フィルムを窓ガラスに貼っています。
飛散防止フィルムをガラスの内側に貼ると、窓ガラスが割れにくくなるのは勿論のこと
万一割れても、粉々に飛散することを防ぐことができます。
職人さんに私の家(3LDK)の大きな窓全てに貼ってもらい15万円程度かかりました。
ホームセンターにも飛散防止フィルムは売っているので、器用な方はご自身でもできるかもしれません。
また、別の方法としては、台風が来るとわかっていれば、窓の内側に一時的に養生テープを貼るという方法もあります。
ホームセンターで養生テープを買い、窓のサッシに沿う形で□に貼ります。
その後×のような形に貼ります。
また、カーテンをしっかり閉めるというのもある程度有効です。
ガラスが割れても、カーテンが飛散を最小限にくい止めてくれる(場合がある)という事です。
(その場合、右と左から閉めたカーテンを洗濯ばさみなどで止めましょう)
昨今の自然災害は、私たちの想像を超えたエネルギーで襲ってきます。
備えあれば患いなし・・・
是非、台風にお備えください。
不動産ドクター
鈴木豪一郎
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