今年のゴールデンウィークは過去最長の10連休ということで、
連休前は「10日間は長いな・・・」と思っていましたが、
連休が明けてみると「あっという間だったな・・・」
と感じた方は他にもいらっしゃったと思います。
連休だけでなく、建物も新築時から「あっという間に30年」など、
年数が経つのは早いという声も多く聞きます。
その間には入居者様の入れ替わりや設備の修繕、
外壁等の大規模修繕など様々な出来事が発生しますが、
その過程で登場する機会が少なく、つい忘れがち・失くしがちになってしまうのが
新築当時に発行される「建築図面」です。
保存方法によっても異なりますが、
文字(インク)も年数が経つと段々薄くなって読みづらくなってしまったり、
ページが抜け落ちてしまったりして、
現実に必要となったときに使えないと困りますね。
また、大規模修繕や設備更新の際に工事業者へ建築図面の内容を伝えたくても、
「本のまま渡して失くしたり破損したりしてしまったら・・・」と心配な気持ちも拭えません。
私が推奨しているのは「建築図面のデータ化」です。
近年の新築はパソコンの発達により最初からデータ化された建築図面が存在しますが、
紙面の物しかないケースも多々あります。
まだ文字が鮮明なうちにデータ化しておくことで、紛失の恐れもなく、
必要なときにはメール等で工事業者へ送ることができるため、非常に便利です。
データ化といっても主に2つの種類があり、
1つは(コンピュータ支援設計)といって、
建築士や工務店などが新築する際や内装設計を行う際に使うレベルのデータに変換してもらう方法、
もう1つは大型の業務用コピー機のような機械で1ページずつ画像を取り込み、
PDFとして一つのデータにまとめてもらう方法です。
データ化する趣旨としては建物が存続する限り、
建築図面の情報を残すことであるため、前者ほど本格的に行う必要はありません。
後者の費用は「基本料金+(ページ数×単価)」となっており、
一般的にはA2(片面がA3サイズ)の40ページ目安で税込30,000円以内となっております。
技術革新によって不動産業界も目まぐるしく変わってきています。
例えば、「VR内見」といって、
物件現地に行かなくても専用のゴーグルを着ければ、
室内にいるような景色を見ることができるサービスも生まれました。
宅地建物取引業法にも影響を与えたのは「IT重説」で、
以前の法律では重要事項説明を対面で行う必要がありましたが、
現在は一定の要件を満たすことでテレビ電話などを利用して
重要事項説明を行うことができるようになりました。
ただし、何でも時代の流れに沿って変えていけばいいという訳ではなく、
変えたことによって発生するメリットとデメリットを検討して、
自分たちにとって最適な手段を選ぶことが重要だと感じています。
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