賃料とは別途にかかることもあれば、かからないこともある「管理費」。
意外と「管理費」に対する考え方や概念は人によって異なり、実は内容があやふやなものです。
ただ、私は2種類の捉え方があると考えています。
①実質的な管理費
管理費というのは通常、共用部分や共用設備の維持管理に必要なものになるため、
例えば共用部の電気代や水道代、エレベーターのメンテナンス費、清掃費など、
実際にかかっている費用を管理費として入居者様からいただきます。
反対に、一戸建てやオーナー様ご自身が手入れしているアパート・マンションなどは、
管理費自体をいただかないケースもあります。
②戦略的な管理費
賃貸の募集を行う際、現在はインターネットが主流になっていますので、
家探しの方はホームズやスーモ、アットホームなどで希望条件を検索して、
良さそうな物件があれば問い合わせて内見します。
その際、【賃料】の条件を入力するときはシステム上、
5,000円刻みや10,000円刻みで検索することができます。
この特性を理解することで、例えば賃料101,000円の物件があった場合・・・
パターン1:賃料101,000円+管理費0円
パターン2:賃料95,000円+管理費6,000円(合計は101,000円)
問い合わせの数はどちらの方が多いと思いますか?
答えは、断然パターン2です。
つまり、問い合わせの数を少しでも増やすための【戦略的な割り振り】なのです。
中には「管理費高くない?」「その分だけ管理してくれるの?」と質問を受けることもあります。
その場合、戦略的な割り振りをしていることを伝え、仲介手数料や更新料はあくまで賃料に課されるものなので、
入居者にとっても安くなるというメリットをお伝えすれば、大体ご納得されます。
私たちは空室が埋まる確率を1%でも上げるために細かいテクニックを積み上げています。
何かお困りのことがあれば、遠慮なくご相談下さい。
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