不動産クリニック リーシング事業部 部長の三好です。
今回のテーマは賃貸経営には切っても切り離せない「トラブル」です。
例えば、
「隣室の声や足音がうるさい」
「水の流れが悪いので直してほしい」
「自分の自転車が傷つけられてしまった」
などなど。
当然解決するために対応する訳ですが、トラブル解決には2つの解決方法があり、
それは【物理的解決】と【感情的解決】です。
直近の例でいえば「隣室の声や足音」。
物理的解決とは、声や足音に配慮するよう注意喚起して、音の発生を止める、あるいは軽減させることが一般的です。
(防音性の高いボードを貼る、2重窓にするなどもありますが。)
ただ、実際にそれで解決するかというと、あまり効果がないことも多々あります。
そこで感情的な解決を行います。
例えば車の渋滞が起きた時ってイライラしてしまう人が多いですよね。
その中で、もし重大な交通事故が原因だと知ったら、「大丈夫かな?」「救急隊は来てるのかな?」と心配が強くなり、ストレスが低減、あるいは消滅していきます。
同じ原理で、苦情を申し出てくれた入居者様に「ここまでやってくれたんだからしょうがない」、「隣室はそうゆう事情があったから音がしてたんだ」と感じていただくことができれば、
大体のトラブルは解決へと導くことができます。
具体的には「全世帯へ注意喚起の文書を投函する」、「共用部分に文書を掲示」、改善がなければ「挨拶まわりでお困りごとがないか聞くついでにさりげなく注意喚起」などです。
ただ、文面や言い方には細心の注意を払う必要があります。
そのように「自分のためにここまでやってくれた」という【姿勢】を見せることが最も重要です。
「行動が一番のメッセージ」、その言葉を胸に私たちはトラブル解決へ当たっています。
何かお困りのことがあれば、遠慮なくご相談下さい。
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リーシング事業部 部長
三好 貴大
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