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その土地は以前何だったの? by不動産ドクター

不動産ドクターです

久しぶりの投稿です。
私の事務所は少し前から新たなスタッフが入り、以前にもまして活気が出てきましたあせあせ(飛び散る汗)

 

さて本日のお題。。。

地歴調査の必要性.jpg

 

地歴調査

 

地歴調査とは、文字通り“土地の歴史の調査”ということです。

みなさんが買おうとしている土地に『以前何があったのか?』

 

宅建業法ではその部分につき特に定めはありません。
強いて言うなら土壌汚染対策法で規定があり、
直近に建っていた建物が有害物質を出す業態であれば
土壌汚染の調査の必要があり、その内容を告知するということだけです。

 

しかし、私の行っている地歴調査は“直近”だけではなく、
可能な限り昔までさかのぼり、そこに何が建っていたかを調べます。

 

その結果、『直近は普通の民家が建っていたが40年前は病院だった』とか『昔は墓地だった』とか『昔はその部分が小川だった』など
ということがわかります。

 

土地や家を買った後にそのことが判明するといい気分はしませんよね。
ましてや、昔『沼』だった『川』だったとなると地盤の不動沈下の心配や集中豪雨時に水がたまりやすいなどの問題があったりします。
それと『昔病院だった』などというのも忌み嫌われることがあります。
なぜならそこでは人が生まれたり死んだりをするところだからです。

 

土壌汚染対策法上の調査だけではなく、地歴調査をシッカリしたいものです。

 

もちろんそれを解ったうえで気にしないで買うということもありますが
解ったうえで買うのと買った後で判明するのとではずいぶん違いがあります。