【建物の劣化】という言葉を聞いて皆様はどのようなイメージをお持ちになりますか?
一般的には、『傷んじゃった』や『壊れちゃった』などの機能不全をイメージなさる方が合いと思います。
自らお住まいになる自宅の場合、機能不全を治したり、または傷まないように予防していれば
特に困ることはないのですが、
アパートや賃貸マンションなどの“商品”の場合は、
上記に加え【陳腐化/ちんぷか】というものを注視しなければなりません。
(陳腐化:商品や技術について、目新しさがなくなったり時代遅れの印象がついたりして価値が減ることを意味する表現)
故障はしていなくても、いかにも時代遅れな『昔はこのカタチが主流だったんだよね~』というような設備や間取り。
高度成長期やバブルの頃とは、ユーザーの感覚も様変わりしているところがあります。
大家さんとしては『まだ故障してないからこのまま使っても・・・』という感覚が有ったりするのですが。
ご自宅とは別に賃貸住宅という『商品』の場合は分けて考えなくてななりません。
建材や間取りなども20年前とは比較にならないほど進化したり、ニーズが変わったりしています。
車を例に取れば、10年前くらいの車ならさほど違和感は感じませんが、
さすがに20-30年前の車となると、構造も、経済性も、安全性も、仕様も、全く“別物”と言っていいほど変化していますよね。
建物やニーズも同じように変化を遂げています。
【陳腐化/ちんぷか】を意識して、必要なリニューアルをかけないと
流通市場に残らない(商品としての価値が無い、または低い)状態になります。
今の市場ニーズを理解して、適切なリニューアルをする必要があります。
ニーズに合った形で、最小限のコストで最大限のパフォーマンスを上げる!
そう言った目線が必要です^^
賃貸物件のリニューアルのご相談を承ります。