こんにちは!
今日のニュースで
“かなり大型の台風が関東上陸”
との記事を読みました。
台風もそうですが、最近よく耳にする
ゲリラ豪雨
問う言葉があります。
一極集中で100mm以上の豪雨が降ることも最近は
増えてきましたよね。せっかく買った(建てた)家が
床上浸水などの被害にあってしまったのでは目も当てられません。
そして、その“床上浸水”は復旧に多大な費用とエネルギー
がかかります。
数年前、新潟県で、嵐により川が氾濫して床上浸水被害が
数千件出たことがあります。実は私はその被害住宅を直に見たことがあります。
基礎に汚泥が流れ込み、家の中はヘドロの匂いが充満
土台や柱は水でふやけ、壁紙ははがれ、フローリングも使い物にならず・・・。
とにかく大変なことになっていました。
私たち不動産クリニック㈱常盤不動産では、
家探しのたびに、ハザードマップ・浸水実績図を
確認するようにしています。
もし、気に入った物件のエリアが頻繁に浸水実績があったり
ハザードマップ上で要注意エリアに入っているようであれば
より一層注意深く品定めをするようにしています。
住宅建築のコンサルをする場合にも、その物件の属するエリアを
参照し、建築計画においてもかなり注意を払います。
具体的には、
◎半地下を作らない
◎基礎を高くする
◎道路との境目のアプローチを高くする
◎自然勾配での排水計画を見極め、場合によっては
逆流防止弁付きの強制排水を検討する
◎玄関ポーチの排水ドレンはごみつまりしづらいものをえらぶ
などなど・・・。
天災地変では、メーカーに補償を求められませんので
注意が必要です