首都圏中古マンション成約件数、前年比18%の大幅増/東日本レインズ
(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2009年8月の市場動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,175件(前年同月比18.4%増)と大幅に増加。前年同月比でも、6ヵ月連続の増加となった。都県別では、東京都1,035件(同21.9%増)、埼玉県253件(同14.0%増)、千葉県342件(同34.6%増)、神奈川県545件(同6.4%増)と、全都県で増加している。
成約価格は、1平方メートルあたり38万4,600円(同▲2.3%)で、12ヵ月連続の下落。都県別では、東京都50万6,600円(同▲3.8%)、埼玉県23万300円(同▲0.5%)、千葉県23万2,800円(同4.4%増)、神奈川県34万8,800円(同▲1.5%)と千葉県を除き下落。なお、一戸あたりの平均価格は、首都圏平均で2,540万円(同▲1.2%)、成約平均面積は同66.05平方メートル(同1.1%増)だった。
また、中古戸建住宅の成約件数は722件(同19.1%増)の大幅増で、前年比で5ヵ月連続のプラス。成約平均価格は3,034万円(同▲0.2%)と前年を下回ったものの、2ヵ月連続で3,000万円台を維持した。