間取りの検討に当たっては、全体の要望からのレイアウトはもちろんのこと、下記のようなこともチェックしています。
もっと良い方法・位置・形状等はないのか
使い勝手は良いか
●収支計算の建物面積との整合性・無駄な建築施工面積が無いか
●屋根形状でつか柱がでるか、鉄骨梁が必要か
●1階にUBがくる場合、基礎を下げる必要があるか。
その場合別途費用が必要かどうか
●外部にルーバーなどを貼る場合、バルコニー排水、外部からの電気引 込み口などが干渉しないか
●既存水道を利用する場合、新築予定建物基礎に干渉しないか
【外部】
◎車庫の有効幅もチェック!
・ 車庫有効寸法(幅、奥行き、高さ)
・ 軽自動車 必要有効L3900W2000H1750 実寸L3395W1475H1545
・ 小型車(ヴィッツ)必要有効L4300W2300H1750 実寸L3785W1695H1540
・ 小型車(カローラ)必要有効L4910W2300H1700 実寸L4410W1695H1460
・ 中型車(マークX)必要有効L5230W2400H1700 実寸L4730W1775H1445
・ 大型者(クラウン)必要有効L5500W2500H1700 実寸L4975W1795H1475
・ 高さはなるべく2000以上とるようにする。
・ 車庫足を最大限だせるかの検討(※建物全体をずらすことも当然に 検討)
・ 車庫壁に通気用スリット
◎玄関
・ 玄関周り、玄関ポーチ タイル張り位置確認
・ 玄関に入っていく際の高さ(もぐり有りの場合要チェック、2階バ ルコニー下端有効1800最低確保
・ 広さは十分か、幅、奥行き
・ 玄関・廊下部分が暗くないか(車庫部分から又は廊下に明り取りの スリット窓等)
・ 玄関収納のサイズ(ワイド及び高さ)は十分か(900、120 0)
・ 玄関上がりかまちの高さ約8センチ
・ 玄関ドア吊もと
◎ポスト等
・ ポスト、表札、表札灯位置確認 ※雨に濡れずに取出せるか、取出 しやすいか
・ 庇の形状
◎外構
・ ブロックフェンス等の種類や高さ 外積み、芯積み、内積み
・ タイル、ピンコロ石等 仕上げ方
・ ポーチ等の段差が車庫(車の出し入れ)に干渉しないか
・ エアコン室外機置き場チェック
・ 駐輪場は設けられるか
【内部】
◎洗面所
・ 明り取り・通気の窓を設置
・ 換気扇はついているか
・ サイズ:W750、W900 形状(出入口部分に出っ張り、出入りし辛く ないか)
・ 洗濯パン設置要・不要
・ 洗濯機置場の位置・サイズは問題ないか
・ ドアの開き・吊元位置
◎風呂
・ サイズの検討 UB1216、1616 その他
・ 窓の位置は問題ないか(干渉していないか)
・ 目隠しは必要ないか
◎トイレ
・ 階段下トイレ高さとれているか、段差が生じないか
・ 窓はついているか、つけられるか
・ ドアの開き(外開き)・吊元位置
・ 排水経路の確認(天井が下がったり、壁をふかす必要が生
じないか)
・ 物入れ要・不要
◎階段
・ 階段蹴込み部分白板張り
・ 階段のまわし方(4段、3段)
・ 段数チェック
・ 階段手すり白
・ 階段に窓設置(横長スリット窓の検討も行う)
・ 室内に階段形がでてこないか
◎キッチン
・ 位置、形状はベストか
キッチンサイズ(2100、2250、2400、2550、位置、形状 (I型、L型、二型・カウンター、アイランド・・)
・ 冷蔵庫スペース(ドアの開き方)入れるのに問題ないか
・ 洗濯機スペース 入れるのに問題ないか
・ 暗くないか(明かり・換気用)窓設置(ジャロジー等)
・ 配管の経路
・ 排気ダクトの位置
◎リビングダイニング
・ 暗くないか
・ 開放感はあるか
・ ダイニングテーブル サイズ、位置
・ リビング TV、ソファサイズ位置
・ 帖数表示
◎居室
・ 居室の帖数表示
・ 居室ドア吊もと 引き違いの方が良いか検討
・ 居室巾木 白
・ 収納はあるか
・ ロフトをつけたほうが良いか
・ ロフト、吹き抜け天井に横長窓設置
・ 窓の大きさ、位置、形状 採光が足りなくないか
バランスはとれているか
窓が多すぎて棚等が置けなくないか
・ 三階居室に斜線がある場合、エアコンの取り付け位置の事前検討
※形状については、周囲も考慮し、どのタイプ
(上げ下げ、縦・横すべり、フィックス等)にするかしっかり検討
・ 廊下にスリット窓
・ エアコン設置場所 室内、室外機
・ 余計な段差はでていないか
・ (斜線)立上りの高さチェック 少しでも上げることができないか
◎バルコニー
・ 狭くないか
・ 何箇所あるか
・ 出幅は 900か
・ 物干し金物の設置位置
【外観】
・ 屋根形状(デザイン・機能)
・ 建物高さ(道路斜線、天空率)の検討
・ 3階にデザイン小窓がつけられるか
・ 破風、ワクふかし壁をだす
【全体】
・ 全棟の各階平面配置図を作成(設計士に出してもらう)
・ 各棟の窓の干渉(縦位置・横位置)がないかチェック
・ 建物のもぐりによる窓干渉チェック
・ 第三者隣接地建物との窓の干渉がないかチェック
※窓位置は事前にしっかりと確認し、隣地からのクレームが来ないように
・ キッチンレンジの排気ダクト位置チェック
・ 隣棟間のあきは問題ないか (最低有効で35センチ必要)
・ 第三者隣地とのあき (基本50センチ離す)(隣地建物は 50センチ離れているか)
・ GL~FL高さチェック(500?300?)
・ 半地下の時、ポンプアップ機の設置は必要か
・ 半地下の時、UBのふところ200で大丈夫か
・ トップライトが本当に必要なのか
不動産クリニック
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