地主:池上本門寺 借地権売却にかかるお話し 【池上本門寺借地権売買】
我々大田区池上のものにとって、様々な意味での拠り所となっているのが
【池上本門寺・いけがみほんもんじ】
日蓮さんの入滅地 日蓮宗の大本山。
800年以上の歴史を誇るこのお寺は、池上のみならず大田区の、いや東京の、いやいや日本の誇る
由緒ある荘厳なお寺です。
この池上本門寺が広大な土地を所有していてそこに多くの借地人の方がお住まいです。
戦後あたりを始期としてこのあたりに借地権で住みはじめた方が
そろそろお亡くなりになり、相続が発生。
結果、本門寺さんが地主である借地権の売却のご相談が多く寄せられています。
池上本門寺さんが地主である借地権はいくつか売却のためのポイントやテクニックが必要です。
決して特殊なことばかりではないのですが、測量は本門寺さんお抱えの測量会社を使わなければなりません。次に、買主を決めてから、本門寺さんに対して
『この借地権を○○さんに売却することになりました。承諾お願いします。』と申し出ます。
いわゆる『譲渡承諾』というものです。
個人の地主さんですと、承諾まであまり時間がかからないのですが
なにせ池上本門寺さんですから、大手企業のようなもので
稟議を通過するのに時間を要します(1~2か月)。
所定の手続きを経て、『譲渡承諾書』が発行されます。
その際に譲渡承諾料が必要になり、承諾の対価は幾らかということも、承諾書に記載されます。
(譲渡承諾料につき、事前にある程度の予想は可能)
一般的な地主さんであれば、購入する方が融資を使う場合
『抵当権差し入れの承諾書』という“銀行所定の”書式に実印をついてもらうことになるのですが
本門寺さんが地主の場合、この『抵当権差し入れの承諾書』は発行されません。
代わりに『借地に関する念書』という書類が交付されます
この書類は銀行所定の書式ではないため、
銀行がそれを認めず、融資を許可しないケースがあります。
当社の経験ではこの書式で融資OKが出るのは一部の金融機関に限られます。
他にもいくつか独特の進め方があるのですが、
ここではあまり多くを書くことはできませんので
直接お問い合わせください。
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鈴木豪一郎