お正月感が抜けてきたような昨今^^
今日はお客様との関わり方について書いてみようと思います。
不動産業者のジャンルには賃貸・売買がありますね。
その中で、事業主(大家さん)と仲介があります。
私が修行してきた会社は売買専門で時には事業主(建売など)ときには仲介をやってきました。
数年前に数えたら900件以上有ったので、今では1000件は超えていると思います。
そんな中で、事業主にも仲介にも当てはまらないニーズというのが多々ありました。
例えば、
・住宅の建て替えやリフォームのご相談
・分譲主直接販売(仲介できない物件)の内覧会同行
・中立な立場での意見提供
・買った方が良いのか賃貸の方が良いのかなどの公正な意見提供
・借地権の更新料や地代などの適正診断
・相続に絡む不動産の取り扱い
・家族会議への参加要請
・蜂の巣撤去(笑)
などなど。
売買専門業者にいると、常に常に“どうやって売ろう”“どうやって買わせよう”ということしか考えません。それはそうですよね。売るのが仕事なんですから。
肉屋さんに入って、肉屋さんが『奥さん、今日は初サンマが水揚げされたから肉よりさんまの方がいいよ!』と言うはずがありませんよね。そんな肉屋さん見たことない^^
でも、それはそれで否定することではないし、それが世の中の仕組みですよね。
私はそんな、売って売って売りまくる会社に10年以上身を置いてきました。
お客様はベルトコンベアーに乗っかってきて、通り過ぎれば(買わせてしまえば)もう過去のお客さん。
そんな状態でひたすらに契約の山を築いてきて、ふと我に返ると少し切ない気持ちになりました。
“お客様との関係をずーっと維持したい”
なので自分が独立開業するときには、一過性の“売り子さん”ではなく
永続的にお付き合いができて、“分譲主のため”ではなく“私のため”に動いてくれる
そんな、身近な不動産のエージェント、用心棒のような存在になりたいと思ったのです。
※ちなみにボディガードもできます^^
そこで、事業計画を立て、不動産クリニックという言葉に巡り合い(後に商標登録)
今日に至るわけです。
今では、小さなことから大きなことまで不動産・建築・リフォーム絡みのことなら
何でもご相談いただける関係性が築けてきました。時には、結婚や離婚のことまで相談されます^^
お客様は、売買しないと不動産クリニックに申し訳ないのでは・・・続けられないのでは・・・
と思ってくださる方もいらっしゃいます。
しかし、それには及びません。
相談は相談業務としてそれに見合った幾ばくかの報酬はいただきますし
所謂売買だけでなく企画やコンサルなどで、報酬の発生のさせ方はご用意してます。
そこからちゃんと報酬をいただき、サービスを永続できる仕組みを作っています。
それが不動産屋ではなく“不動産クリニック”のゆえんでもあります。
良いサービスと、それを維持するだけの収益をしっかりクロスして
永ーくお客様と寄り添いたい。
『いつでもそばにいますよ^^』というような関係性。
『なんかあったら豪さん(不動産ドクター)に相談だ!』そう思っていただければ
それが会社の財産なのです。
http://www.tokiwa-r.co.jp/company/mind.html
□□□□ http://www.tokiwa-r.co.jp/ □□□□
【不動産クリニック】
株式会社常盤不動産
代表取締役
鈴木豪一郎