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「減災」という考え方 ~公助から共助、自助へ~

今年の夏も大型台風などで

災害がありましたね。

未曾有の○○というような災害が

頻発している気がするのは

私だけでしょうか。

さて、台風や地震などの自然災害について
「防災」ならぬ「減災(げんさい)」

という考え方があるのをご存知でしょうか。

平たく言うと、

災害を完全に防ぐことはできないけれど、

災害被害を最小化することはできるよね!

という考え方です。

台風や地震などは、望まずとも

勝手に向こうからやってきてしまいます。
その際に、無防備な状態でいると

被害が大きくなりますが、

事前の準備対策などをして

被害を最小限にくい止めるという事です。

減災には様々な手法があります。

物理的な方法ですと、

窓ガラスに貼る飛散防止フィルム、

家具などの転倒防止措置、建物のメンテナンス、

危険なものを外に置かない、

寝るときはなるべく雨戸を閉める、

車のガソリンは意識して

なるべくいつも満タンにしておく、

 

 

非常食や防災備品などを

備蓄しておくなど・・・

他にも対策方法は沢山あります。
それを講じることによって

被害を最小化する方法です。

他には、人的な方法もあります。
東北地震の際に、

公助(国、役所などの助け)も

限界があることを学びました。
広域的かつ甚大、

しかも瞬時に被害が及びますので、

公助も手が回りません。

となると、

「公助=おおやけが助ける」に

依存するのではなく、

「共助=お互いに助ける」や

「自助=自分で助ける(自分の身は自分で守る)」

ことが必要になります。

ご近所付き合い、ご挨拶、

何気ない世間話し、

ちょこっとした

お土産のやりとり・・・

そんなことから人間関係が生まれ、

人となり、

家族構成や得手不得手などが

お互いにある程度、認識できると、

有事の際には助け合いや

「ちょっと気にかける関係性」は発生します。

 

そんなことから、何かあったら手を差し伸べる、

差し伸べられる関係性が生まれる事。

それが、減災に繋がります。

マンションなどの集合住宅でも

そのことは言えます。

○○号室のあのご高齢者は独居だったよな・・・

○階のあの人は力仕事が得意だよな・・・
あの人は医療従事者だったよな・・・
など、認識があればお互いに助け合うこともできます。

私はマンションの管理組合の

コンサルティングをするときには、
防災訓練や懇親会、

有志での草刈りなどのイベントを行い、

お互いに人物像を把握するようにアドバイスしています。

皆さまももしよろしければ、

周りへの声掛けやたわいもない世間話など、

是非やってみてください。

秋が近づいてまいりました。
健やかにお過ごしください。

 

不動産ドクター 鈴木豪一郎

 

 

 

 

 

 

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